ゴスロリ研究所

ロリィタヘアアイテム買取り

ゴシックアイテムの定番と言えば

ゴシック趣味のイメージを持つ人物像と言えば、魔女や吸血鬼、海賊などが特徴的です。特に吸血鬼や魔女は闇にまぎれるイメージがあり、黒を基調とするファッションです。シルクハットやキャペリンハットなどブリムの大きい帽子、黒いベールなどが演出の効いたアイテムとしてゴスロリアイテムでも定番です。
魔女のとんがり帽子の由来は定かではありませんが、中世のエナン帽に似ています。ゴシック小説が流行り出した18世紀当時は中世が暗黒時代と考えられていましたので、
異端の象徴として丁度良かったのかもしれません。ちなみに形状から三角帽子と呼ばれますが、本当の三角帽子は海賊が被っているブリムを三か所折り上げた帽子です。士官の帽子としても有名ですが、肖像画のナポレオンが被っている物だとブリムを二か所折り上げた二角帽子です。

正統派ゴシックファッションを受け継ぐと

正統派ゴシックファッションは、19世紀の喪服の様なスタイルになります。そうなるとヘアアイテムにはベールが欠かせません。ただし、あまりに簡素だと本当に喪服の様になってしまいますので、過剰なくらいの花飾りなどが必要になります。通常はボルドーやワインレッド、生成りや黒の薔薇で飾られたものがゴスロリアイテムになります。薔薇は便利でゴスロリの象徴の様なところがあります。例えばボンネットの内側や、ヘッドドレスの端に付け足す事が出来るクリップ付のコサージュをひとつ持っていると非常に役立ちます。

ボンネットとゴスロリ

ロリィタで欠かせないボンネットは、ゴスロリでは意外と難しいアイテムです。それはあまりにロリィタテイストが強すぎて、ただの黒ロリになってしまう可能性が高いからです。むしろ白塗りメイクにした時に使うと中和されてバランスが取れます。
ボンネットの中でも、白黒ストライプやダイヤ柄などを使うと、ゴシックテイストが醸し出されます。白黒ストライプはヴィクトリア朝の半喪服の柄に相当しますので、ゴシックファッションでも定番です。またダイヤ柄にはサーカスやトランプのイメージがあり、不思議な雰囲気を演出できます。
ゴシックのヘアアクセサリーは、黒いアイテムが大半なので、夜のお仕事でも人気があります。その為、ゴシック・ゴスロリブランドならずとも結構似たようなものが出ています。買取りに出す際はブランド名がはっきり確認出来る方が順調に進むでしょう。

ロリィタヘアアイテム買取り

頭部を全体的に飾る帽子

ロリィタヘアアイテムの定番と言えば、可愛らしいボンネットです。ロリィタのボンネットは大きなブリムが特徴で、頭全体を包み込むものと、サンバイザーの様なハーフボンネットがあります。また、ブリムの内側は装飾の効かせどころでもありますので、フリルやレース、コサージュで飾られる事もあります。
ボンネットは本来つばの無い物もありますが、ロリィタではそのニーズをベレー帽が担っています。シンプルな形ながらキュートなベレー帽は、かさばらないので沢山集めてしまいます。素材的に秋冬の定番として扱われますが、マリンテイストコーデの付属品でもあります。
そして麦わら帽子も夏場人気のアイテムです。シルクハットを半分にした様なカンカン帽を中心として、稀にブリムの大きいキャペリンハットもあります。

ヘッドドレスは本来メイドさんのアイテム

豪華なカチューシャとも言えるヘッドドレスは通常エクレア型ですが丸型もあります。豪華な髪飾りは全般的にヘッドドレスと呼ばれますがロリィタアイテムでは特にカチューシャ型の物を指します。メイドさんとの混同を避けたいところですが、本来は同じ19世紀ごろの服装であり、ヘッドドレスは使用人の髪が落ちてこない様に被られたボンネットの簡素型と言う由来があります。
また特に「ホワイトブリム」と呼ばれるとメイド専用ヘッドドレスの呼称になります。メイド服にこだわりある方々にとっては非常に重要なアイテムで、逆の立場でロリィタと混同される事を嫌がる傾向にあります。

これが無いと始まらないミニハット

帽子と言うよりは、コサージュの仲間と言えるミニハットはロリィタ必須のアイテムで、普通の帽子よりも種類が多い程です。「小さい帽子」と言うフィギュア感も手伝って、得も言われぬ可愛らしさが醸し出されます。基本的にシルクハット型で、ベール付きのドレッシーな物もあります。クリップで固定するもの、ボンネットの様にリボンを顎に結ぶものがあります。
手の込んだロリィタヘアアイテムは見栄えが良く、いくつあっても足りない事から需要が高くなっています。買取りショップに出す際はなるべくきれいにしておきましょう。特にウィッグ仕様でない限り、髪や肌に接触すると汚れやすいので注意が必要です。

ゴスロリについて研究してみた

ゴスロリとは、「ゴシックアンドロリータ」のことをいいます。ロリータと呼ばれるファッションに、ゴシックの要素を加えたファッションのことです。そもそもゴシックというファッションは退廃的なものであり、色としては黒が基調になっていてスタイリッシュさを特徴としています。一方のロリータは少女漫画に見られるお姫様のようなスタイルであり、色は白やピンクをベースとしていますから両者は対象的なものです。ですが共通する部分も多く存在していて、それらを互いに融合させていった結果としてゴスロリと表現されるようになりました。上には白や黒のブラウス、下には黒地に白レースのスカートを合わせるといったスタイルが基本となっています。呼び方も複数あり、分野に精通していない一般の人から見ると黒ロリ、白ロリといったようにいわれるものもゴスロリに見えるため、混乱するところも多くあります。さらにゴスロリについてはパステルカラーやピンクのものを着ない、またいわゆる「ゴシックロック」のファッションをゴスロリとしているケースなどもあり、こまかな部分では解釈の仕方が一般にまで浸透していません。ゴシックもロリータもある意味では客観的な要素を無視するところがあるため、スタイルとしても一般からわかりにくいことは当然であるかもしれません。言葉としては、いわゆる「原宿女子」の使っていた略語を雑誌の「KERA!」で取り上げたことが大きく、ビジュアル系ミュージシャンのファンがブームを引き起こしたきっかけになっています。

ゴスロリファッション
ゴシックでもロリータでもないゴスロリというカテゴリについて、明確なとりきめは存在していません。基本的には双方の良いところを取り入れているスタイルであり、ロリータドレスなどを黒にして蜘蛛や蝶の小物などもあしらっています。アクセサリーについてはリボンや薔薇が使われていてコウモリ、黒猫なども飾られます。ブランドにこだわる人もいればまったく関係していない複数ブランドのアイテムを取り入れている場合、アイテムを自作しているファンもいます。ヨーロッパから影響された日本のスタイルであり、逆に日本の漫画やアニメーション作品がきっかけとなって海外でも認知が深まり、現在専門店を海外でオープンしているブランドもあります。中にはオタク文化に取り込まれることを嫌がる人たちもいますが、総じて日本のスタイルとして海外で受け入れられていることは歓迎されています。

ゴスロリワンピース
ロリータファッションのアイテムとして人気があるものは、ワンピースです。ゴスロリのワンピースとなるとブラックなどのクールなカラーを取り入れるほか、ロックやパンクなイメージのあるゴシック系デザインを加えると雰囲気も変わります。ゴスロリのイメージはやはり、黒っぽくゴージャスなワンピースです。各ブランドでも、多くの種類のワンピースを提供しています。お気に入りのワンピースを1着とテイストの異なるワンピースを1着持っているだけで、アレンジの幅も大きく広がります。(参照元:ゴシック&ロリータファッション通販サイトのワンダーウェルトさん